春になると、コンビニやカフェ、スイーツショップに並ぶ「桜味」商品。
見た目もかわいくて、ついつい手が伸びちゃう…けど、ふと思う。
「桜味って…そもそも桜の味ってするの？」
SNSでも「桜味って結局なんの味なの？」と話題になる季節の定番フレーバー。
今回は、“桜味”の正体と、その魅力について掘り下げてみました！
目次
「桜味」ってどんな味？結論：桜＝桜の葉の香り！
実は、「桜味」として使われているのは桜の“葉っぱ”や“花びら”を塩漬けにした香りがベース。
よくある風味の特徴
- ほんのり塩気
- 和風の香り
- さくら餅のような風味
- わずかに杏仁や梅に似たニュアンスも
つまり、**「さくら餅の香り＝桜味」**として、多くの商品に使われているんです。
「桜味」がする正体：クマリンという香り成分
桜の葉に含まれるクマリンという成分が、独特の甘く優しい香りの元。
- クマリンは自然界の香料成分で、バニラやシナモン、トンカ豆にも含まれる
- 人によっては「杏仁豆腐っぽい」「梅のような香り」と感じることも
「桜味」ってそもそも日本だけ？
意外にも、「桜味」は日本独自の文化。
欧米では「チェリーブロッサム（桜）」は見た目のモチーフとしては人気でも、味として使われることはほぼありません。
なので、外国人観光客にとっては「桜味＝未知の和風フレーバー」なんです！
「桜味」の人気商品たち（例）
- スタバの桜ラテ／フラペチーノ
- セブンの桜もち風スイーツ
- 桜あんパン・桜どら焼き
- 春限定の桜チョコやアイス
「桜味」好きな人と苦手な人が分かれる理由
好き派：「和の香りが落ち着く」「春を感じる」「スイーツに合う」
苦手派：「香りが独特すぎる」「人工的に感じる」「正体がよくわからない」
人によっては“芳香剤っぽく感じる”という意見もあるので、初めて食べる人は少量から試すのが◎。
おわりに｜「桜味」は春を味わう香り
「桜味」は、ただの風味じゃなくて、“春”という季節そのものを味わうような存在。
見た目の華やかさ、ふわっと香る和の風味、そして春だけの限定感。
食べれば、自然と気分がふんわりする――それが、桜味の魅力なのかもしれません🌸
