2025年4月、SNS上で「中国籍の女」がトレンド入りしました。
きっかけとなったのは、東京都内で起きた無免許運転による交通事故と、その後の逃走事件です。
目次
事故と逮捕の詳細
警視庁上野署は、無免許過失運転致傷と道路交通法違反の疑いで、東京都豊島区上池袋に住む会社役員、ユウ・スイリン容疑者（32）を逮捕しました。
事件が発生したのは、2025年3月8日午後9時45分頃。台東区上野の信号のない交差点において、ユウ容疑者が一時停止の標識を無視して直進。右から来た乗用車と衝突し、53歳の女性運転手に頸椎捻挫のけがを負わせました。
ユウ容疑者は救護義務を果たさず、そのまま現場を立ち去りました。後の取り調べで、「無免許がばれてしまうので通報せずに逃げた」と容疑を認めています。
免許取り消しの経緯
ユウ容疑者は令和3年（2021年）10月に日本で運転免許を取得していましたが、その後、速度違反、安全進行義務違反など4件の交通違反を重ねました。
違反後も警察署への出頭や運転講習の受講を行わず、令和5年（2023年）10月に運転免許の取り消し処分を受けていたことが判明しています。
SNSでは「外国籍」「無免許」「逃走」に厳しい声
事件の報道後、SNSでは「無免許で事故を起こして逃げるのは重罪」「外国籍で悪質な違反者は強制送還すべきでは」など、厳しい声が相次いでいます。
また、「無免許で車を運転できる環境そのものに問題がある」といった制度上の課題を指摘する投稿も目立ちます。
今後の捜査と社会的波紋
今後、警察はユウ容疑者のこれまでの交通履歴や、逃走の背景について詳しく調べる方針です。
社会的には、「無免許運転の再発防止」や「悪質な違反への厳罰化」、さらには「外国籍運転者への対応強化」などが今後の課題として議論されそうです。
