ゴールデンウィークが終わりに近づくと、SNSでは「会社行きたくない」「もう疲れた」といった声が急増します。
そんな今、注目されているのが「五月病」。特に20代〜30代の若者を中心に、心と体の不調を訴える人が増えているのです。
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SNS上でも共感の嵐:「五月病かもしれない」
X(旧Twitter)では、「#五月病」「#GW明け」「#会社行きたくない」といったワードがトレンド入りすることも。4月に新しい環境で頑張ってきた人ほど、5月のタイミングで一気に疲れが出てしまうようです。
「GW明けの出社が怖い」「急にやる気がゼロになった」など、共感の声は日々増加中。実際にどのような症状があるのでしょうか?
そもそも「五月病」って何?

五月病とは、4月の環境変化(入学・入社・異動など)によるストレスや緊張感がピークを過ぎ、 連休明けに心や体のバランスを崩してしまう状態を指します。
主な症状:
- 無気力、やる気が出ない
- 疲れやすい、眠い
- 不安感、焦り
- 食欲不振、頭痛・胃痛など
うつ病とは異なり、数週間で回復するケースが多いですが、重症化すると医療的な支援が必要になることもあります。
なぜ若者に多いのか?
若者は「理想と現実のギャップ」や「がんばりすぎ」が原因で、ストレスを内に抱えやすい傾向があります。
- 入社・転職したばかりで気疲れしている
- オンとオフの切り替えが難しい
- SNSで他人と比べてしまう
など、今の時代ならではのストレス要因が重なって、五月病を引き起こすことが多いのです。
今からできる対策5選
- 生活リズムを整える → 夜更かしせず、朝日を浴びることが効果的
- 適度に体を動かす → 散歩や軽い運動でセロトニンを分泌
- 完璧を目指さない → 頑張りすぎず「7割主義」で
- 話せる相手を見つける → 友人や家族、カウンセラーでもOK
- SNSから少し距離を置く → 情報に疲れてしまうこともあるため
まとめ:無理しない5月を迎えよう

GW明けの数日間は、気分が沈んだり、疲労感が強く出たりして当然です。もし「これって五月病かも…」と思ったら、自分を責めずにしっかり休むことが何より大切。
若者の間でも広がる「五月病」。周囲の人と支え合いながら、心と体を守っていきましょう。