7月の参院選に向け、政治団体「12(ワンニャン)平和党」を立ち上げ、自らも出馬の意思を示していたタレント・デヴィ夫人が、4月25日に同党の公式ホームページを通じて「ワンニャン平和党」の解散を公表しました。
公式サイトでは、デヴィ夫人と共同代表・堀池宏氏の連名による書面にて「突然ではございますが、12平和党は令和7年4月20日をもちまして解散いたしました」と報告されています。
あわせて動画も公開され、デヴィ夫人は次のように語っています。
「私の人生の集大成として、12平和党を設立し、国政政党として国会での活動を目指してまいりました。犬猫を守るための12…ワンニャンの公約を法制化するため、全力で行動を続けてまいりました」
しかし、党の選対委員長だった藤川晋之助氏が3月11日に急逝。また、デヴィ夫人自身の日本国籍取得(帰化)手続きも未だ完了していないことから、「活動には期限がある」とし、解散に至ったとしています。
「藤川晋之助氏のご逝去という予期せぬ出来事に加え、私の日本国籍取得の手続きが未解決である現状から、政党としての活動をこのタイミングで終了するという苦渋の決断をいたしました」
最後にデヴィ夫人は、
「失望させてしまった皆さまに、心よりお詫び申し上げます。犬猫をはじめとするすべての動物のための愛護活動は、これからも私の一生の課題として継続していきます」
と語り、頭を下げました。