石破茂氏の「誰も褒めてくれない」という発言が、SNSを中心に話題になっています。
一見すると控えめな嘆きにも聞こえますが、過去の発言や行動を振り返ると、そこには「自分さえ正しければ良い」という自己中心的な姿勢がにじみ出ているようにも思えます。
目次
問題の発言とは?
石破氏はあるメディアの取材にて、「誰も褒めてくれない」といった趣旨の発言を行いました。
政界という厳しい世界で、自己主張や功績が認められないことへの不満とも受け取れますが、これがSNSでは「また自己アピールか?」と揶揄されることに。
過去にもあった“被害者意識”発言
石破氏はこれまでも「自分の意見が通らない」「冷遇された」「正論を言っても響かない」といった類の発言を繰り返してきました。
自民党内での派閥行動や離反行動も、“自分の信念を貫いた”と言えば聞こえはいいですが、結果として孤立しがちです。
「自分ファースト」な印象が強まる理由
発言や行動に共通するのは、“自分は間違っていない”という強い自己正当化です。
過去に安倍政権と距離を取った際も、「独自路線を貫いたヒーロー」という評価とともに、「協調性がない」「和を乱す」といった批判も集まりました。
それでも世論には人気がある?
興味深いのは、党内では不人気な石破氏が、世論調査では比較的上位に食い込むことがある点です。
これは、石破氏の「正論っぽい語り口」や「他とは違う雰囲気」が一部の層に響いているためと考えられます。
しかし、信頼関係が重要な政界では「正しさ」だけでは通用しないことが多いのも現実です。
◆結論:「損する正論タイプ」か「ただの自己中心タイプ」か
石破氏の「誰も褒めてくれない」発言は、同情を引くようでいて、その裏には“自分ファースト”な姿勢が透けて見えるという指摘もあります。
発言と行動のギャップ、そしてそれをどう受け取るか――政治家としての資質が問われています。
石破茂氏の主な“自己アピール”発言と行動
年 | 発言・行動内容 | 世間の受け止め方 |
---|---|---|
2012年 | 自民党総裁選で敗北後、「政策で勝ったのに…」 | “被害者意識が強い”との声 |
2015年 | 地方創生担当大臣を辞任 | “責任放棄”と一部批判 |
2020年 | 総裁選出馬時、「正論が通らない政治は異常」 | “正しいけど共感しづらい”という評価 |
2024年 | 「誰も褒めてくれない」発言 | “また自己アピール?”とSNSで話題 |
今後の動向にも注目が集まりますが、発言の真意を見極める目がますます重要になりそうです。