2025年4月20日、人気YouTubeチャンネル「もちまる日記」が
「もちの治療に集中するためにしばらくチャンネルを休止します。」
と題した動画を投稿し、活動休止を発表。登録者数216万人の猫系チャンネルが再び注目を集めるも、過去のやらせや虐待疑惑が尾を引き、Xを中心に大炎上している。
5年間ほぼ毎日投稿を続けた同チャンネルだが、今回の休止は「もちまる」の健康問題を理由にしている。
しかし、視聴者やアンチからは「飼い主のせい」「虐待が原因では?」と批判が殺到。
#もちまる日記 はトレンド入りし、議論が過熱。この記事では、休止発表の背景、炎上の理由、視聴者の反応を解説します。
活動休止の発表:もちまるの治療が理由
4月20日、「もちまる日記」はYouTubeで「もちの治療に集中するためにしばらくチャンネルを休止します。」を公開。
動画では、スコティッシュフォールドの「もちまる」が5度の嘔吐を繰り返し、獣医師の診断で治療が必要と判明したと説明。飼い主「下僕」は「もちの健康を最優先に、しばらく休止する」と語った。
休止期間は明示されず、「3月1日以降の再開」を約束した前回(2025年2月24日)とは異なり、今回は復帰時期未定。
同チャンネルは2019年12月の開始以来、もちまるとはなまる(2023年加入)の日常をほぼ毎日配信。2021年9月、「YouTubeで最も視聴された猫」(再生回数6億1958万6290回)としてギネス認定され、ユニクロやローソンとコラボ。
年収2億円超との推定もある。しかし、今回の休止は「健康問題」を超えた議論を巻き起こしている。
炎上の理由:やらせと虐待疑惑の積み重ね
休止発表が炎上した背景には、過去のやらせや虐待疑惑が大きく影響。Xやネットメディアで指摘される主な問題は以下。
やらせ疑惑:不自然な動画設定
- 棚に閉じ込められた猫(2023年6月):もちまるが「うっかり閉め忘れた棚」に閉じ込められたとする動画が「やらせ」と批判。自動閉鎖の棚が「閉め忘れ」で閉まる矛盾や、数十秒撮影を続けた飼い主の対応に「虐待的」との声。コレコレの生配信で取り上げられ、コメント削除で火に油(2023年6月24日)。
- かりんとう動画(2023年7月):トイレにかりんとうを「うんち」として置き、もちまるの反応を撮影。「食べ物を排泄物扱い」「子供への悪影響」と非難され、動画は削除(2023年9月18日)。Xで「ロ◯ソンのかりんとうが可哀想」と話題。
- ひよこ対面(2021年10月):もちまるとヒヨコを近づけた動画が「危険」と炎上。飼い主は謝罪し削除したが、「命を軽視」との批判が根強い(2021年10月2日)。
視聴者は「猫が自然にしない行動を強制」「動画のための演出」と感じ、Xで「やらせ感半端ない」「もちまる可哀想」との投稿が続出。
虐待疑惑:猫のストレスと健康懸念
- 炭酸水動画(2024年10月):もちまるに炭酸水を舐めさせ、驚く反応を撮影。「猫に有害」「水を怖がるようになった」と批判殺到、動画は非公開(2024年10月15日)。Xでは「強炭酸水で虐待」と糾弾。
- ベッド排泄(2023年8月):ホテルのベッドでもちまるが排泄する姿を長々と撮影。「すぐに掃除せず撮影優先」「倫理観おかしい」と非難。ホテル特定で苦情が殺到2023年8月24日)。
- 観覧車や新幹線:もちまるを観覧車に乗せたり、新幹線内でケージから出す動画が「ストレスを与える」と炎上。JR東日本は「許可していない」と回答し、飼い主の嘘が発覚(2023年6月24日)。
獣医師や視聴者は「猫は移動や環境変化に敏感」「過呼吸や嘔吐はストレスが原因では?」と指摘。Xで「もちまるの腎臓病や心筋症は虐待の結果」との憶測も。
金儲け批判:猫を道具化?
もちまる日記は広告収入、グッズ(カレンダー、フォトブック)、企業案件で年収2億円超とされる。
しかし、「猫を金儲けの道具」「愛情がない」との批判が絶えない。Xで「飼い主が金欲マシマシ」「やらせで再生回数稼ぎ」との声。
加藤純一も「ペットで金稼ぐやつはクズ」と配信で非難2023年9月18日)。
視聴者の反応:賛否両論とXの過熱
休止発表後、Xは賛否で分裂。以下は主な反応。
批判派
- 「炭酸水やらせが原因で水を怖がり、嘔吐したのでは?虐待案件」(2025年4月21日)。
- 「飼い主のせいで病気。低評価非公開で逃亡」と糾弾。動画の低評価数は非公開だが、批判動画が拡散2025年4月21日)。
- 「虐待疑惑オンパレード。通報すべき」。過去の炎上(ひよこ、かりんとう、棚監禁)が再燃。
擁護派
- 「5年毎日更新はすごい。休んで治療に専念してほしい」(2025年2月24日コメント欄)。
- 「もちまる可愛い!アンチは過剰反応」(2023年2月17日ファン投稿)。ファンからはグッズ購入や応援の声も。
- 「下僕も人間。健康管理は大事」と労う意見(2025年4月21日Xコメント)。
Xでは「#もちまる日記」がトレンド入りし、批判が優勢。
過去の炎上まとめ(K-Journal、2025年1月7日)やコレコレの告発(2023年6月24日)が再注目され、「虐待」「やらせ」のタグが拡散。
背景:ペット系YouTuberの構造的課題
なぜもちまる日記は炎上を繰り返すのか?背景には以下の要因が。
- 再生回数競争:猫系YouTubeはマンネリ化し、再生数維持のため過激な企画が増加。もちまる日記は「保護猫登場」「観覧車」などでバズ狙いも、裏目に出た。
- アンチの増殖:人気チャンネル(登録者216万人)は注目度高く、アンチが細かく監視。「生活感のない家」「やらせ臭」との疑念が膨らむ。
- ペット系倫理問題:ペットで収益化は「動物搾取」と見なされがち。Xで「ペット系は10割虐待」との過激意見も。
- 猫の健康リスク:スコティッシュフォールドは腎臓病や心筋症のリスクが高い(獣医師指摘、www.nikkan-gendai.com、2022年12月7日)。やらせが健康悪化を加速したとの憶測が炎上を加速。
もちまるの健康:嘔吐と治療の詳細
動画では、もちまるが「5度の嘔吐」で治療中と説明。Xでは「腎臓病悪化」「肥大型心筋症」との情報が拡散。
獣医師は「ストレスや不適切な食事(炭酸水など)が腎臓や心臓に影響する可能性」と指摘。
しかし、具体的な診断や治療内容は非公開で、視聴者の不安を増幅。Xで「炭酸水が原因では?」との推測が飛び交う。
今後の展望:休止は炎上を鎮めるか?
もちまる日記の休止は、もちまるの健康回復と飼い主の休息を目的とするが、炎上収束は難しい。
- 治療の透明性:もちまるの病状や治療経過を公開しない限り、「隠蔽」との批判が続く。獣医師の診断書や健康報告が求められる。
- コンテンツ見直し:やらせやストレス企画を廃止し、「猫目線」の動画(自然な日常、遊び)にシフトが必要。ファンも「もちまるが幸せなら応援」との声。
- 法的リスク:動物愛護法違反の通報を求める声がXで増加。過去の動画が証拠とされ、調査の可能性も。
- ファンとの対話:コメント削除や低評価非公開が「逃亡」と見なされる。批判を真摯に受け止め、謝罪や改善策を示す必要。
まとめ:もちまる日記の岐路
もちまる日記の活動休止は、もちまるの治療を優先する決断だが、過去のやらせ(棚監禁、かりんとう、ひよこ)や虐待疑惑(炭酸水、ベッド排泄)が再燃し、大炎上。
Xでは「飼い主のせい」「虐待案件」と批判が殺到し、#もちまる日記 がトレンド入り。猫の健康問題(腎臓病、心筋症)と飼い主のコンテンツ選択が議論の核心だ。
休止はチャンネル再構築の機会だが、透明性と猫目線の改善がなければ、ファンの信頼は揺らぐ。もちまるの回復を願い、視聴者は冷静な対話を!